結論から言うと、IS6FXは金融ライセンス未所持・10ロット以上の注文は事前連絡が必要と、中上級者には向かず、ボーナス目的の初心者向けブローカーだ。
- 業界水準(1,000倍)以上のハイレバレッジで取引可能
- 10ロット以上の取引は事前連絡が必要
- 取引方式はおそらくDD方式
- 豪華なボーナスプログラム
- プリンシパルであることを公言
- 取扱商品数が少ない
- 日本人を主なターゲットとしている
このようなことから、サブ口座としてボーナス目的に小額運用するか、初心者が小額入金から始めるのに適した海外FXブローカーと評価する。いずれにしろ、IS6FXの最大のメリットは豪華なボーナスプログラムと言えよう。
評価項目 | 評価 |
---|---|
安全性 | 2.0 |
スプレッド | 2.0 |
スワップポイント | 3.0 |
レバレッジ | 3.5 |
ボーナス | 3.0 |
取扱銘柄数 | 2.5 |
サポート | 3.0 |
総合評価 | 2.2 |
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IS6FXの口コミ・評判
スプレッドは基本的に広い。他社同様、特定の時間帯や経済指標発表時のタイミングではさらに広がる。取引コストがかかるから、メイン口座には向いていないだろう。
ロット数や保有可能ポジションは少なめ。また、大口取引をしたい場合は事前にIS6FXへの連絡が必要になるのも面倒くさい。大口取引には不向きのブローカーです。
出金までの目安は申請から3~5営業日となっているのに、出金申請をして5営業日経過しても着金しない。他の海外ブローカーは即時~翌営業日には着金すると考えると、ちょっと待たせすぎ。
サポートは完全日本語対応で安心できる。メールも問い合わせフォームも、いつも30分程度で返信が来るからストレスが少ない。以前はサポートに難があったが、近年では解消されているようだ。
他社ブローカーと同様、IS6FXも口座残高によってレバレッジに制限がかかる。しかし、レバレッジ6,000倍口座やプロ口座は制限がかからないので、ハイレバトレードができるだろう。
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IS6FXのメリット
IS6FXの利用者に「メリットだと思うところ」をアンケート調査を実施した。IS6FXの多くの利用者がメリットに「レバレッジ1,000倍」「サポート対応が良い」と回答した。
近年の海外FXでは一般的となりつつある、最大レバレッジ1,000倍にIS6FXも対応している。また、現在は新規口座開設を受け付けていないが、レバレッジ6,000倍口座なるものも提供していた。
IS6FXのレバレッジ
IS6FXのマイクロ口座・スタンダード口座・EX口座・クリプト口座の場合、最大レバレッジは1,000倍と他社の海外FXブローカーとレバレッジを比較しても見劣りしない設定だ。プロ口座では最大レバレッジ400倍、レバレッジ6,000倍口座ではその名の通り、6,000倍の取引が可能となっている。
レバレッジ制限
IS6FXのマイクロ口座・スタンダード口座・EX口座・クリプト口座では、口座残高によりレバレッジ制限がかかる。
口座残高 | 最大レバレッジ |
---|---|
~$20,000未満 | 1,000倍 |
$20,000~$50,000未満 | 500倍 |
$50,000~$100,000未満 | 200倍 |
$100,000~ | 100倍 |
IS6FXのカスタマーサポート
対応方法 | 日本語対応時間 | スピード |
---|---|---|
ライブチャット | 全日 24時間 | 当日中 |
メール | 全日 24時間 | 当日中 |
電話 | なし | なし |
ブローカーの中には、日本語対応が不十分でうまくコミュニケーションが取れない事例があるが、IS6FXでは日本語対応しているため、そういった心配はない。サポートは365日24時間体制で対応している。
口座開設をしていないとメールでのサポートを受けることができないが、IS6FXでは日本語公式LINEがある。これは海外ブローカーとしては珍しい。口座を開設する前に、公式LINEで質問することが可能だ。
IS6FXのボーナス
IS6FXでは不定期に入金ボーナス・口座開設ボーナスなどを実施している。過去には入金金額300%ボーナス・口座開設2万円ボーナスなど国内ブローカーはもちろん、海外ブローカーでさえ簡単には真似できない破格のボーナスプログラムを実施してきた。
IS6FXのボーナス対象口座は、スタンダード口座・EX口座・クリプト口座の3つだが、スタンダード口座とクリプト口座はクッション機能付きボーナス、EX口座はクッション機能なしボーナスとなっている。EX口座は、限定数の100口座に達したため、現在新規口座の受付は終了している。
「IS6FXの最大のメリットはボーナスプログラム」と言っても過言ではない。口座開設の際はスタンダード口座かクリプト口座をおすすめする。
IS6FXのスワップポイント
現在、海外FXブローカーのスワップポイントの多くがマイナスばかりだが、IS6FXのスワップはプラススワップも存在する。公式ホームページでは「業界最高水準のスワップレート」「手数料なしのスワップレート」と謳っており、IS6FXの売りの一つとなっている。
IS6FXのデメリット
IS6FXの利用者に「デメリットだと思うところ」をアンケート調査を実施した。デメリットに「取扱銘柄が少ない」と回答をした。
取扱銘柄の少なさを指摘する意見が多く見受けられたが、クリプト口座では71銘柄のも仮想通貨CFDを取引可能としているため、今後はユーザーの不満も解決されることだろう。
IS6FXの取扱銘柄の種類
銘柄 | 種類 |
---|---|
外国為替 | 61通貨ペア |
貴金属 | 10銘柄 |
エネルギー | 3銘柄 |
コモディティ | なし |
個別株 | 21銘柄 |
インデックス | 10銘柄 |
ETF | なし |
仮想通貨 | 71銘柄 |
上記はIS6FXがMT5で取り扱っている銘柄数である。
以前のIS6FXはMT4でのみ取引が可能であり、取扱銘柄が少ないブローカーであった。しかし、MT5の導入とクリプト口座の新設によって取扱銘柄が大幅に追加された。ちなみに、クリプト口座はMT5のみ対応している。
IS6FXのスプレッド・取引手数料
IS6FXのスプレッドは、海外FXブローカーのスプレッドと比較すると広めに設定されている。また、取引手数料はどの口座でも発生しない。
IS6FXの安全性・信頼性
運営会社 | IS6 Technologies Ltd |
所在地 | Suite 305, Griffith Corporate Centre, Kingstown, St. Vincent and the Grenadines |
設立年 | 2020年 |
公式ホームページ | https://is6.com/ja |
元々、「is6com」として2017年から活動していたが、2020年9月に”TEC World Group(現在の”IS6 Global Group”)”が買収し、翌月10月からサービス名を「IS6FX」に改名した。
2022年2月、これまでIS6FXの運営会社”TEC Solution.Ltd”、ブランド管理会社”IS6FX.Ltd”、ホールディング会社”TEC World.Ltd”は、事業拡大とブランディング強化を目的として全事業を統合し、新たに”IS6 Global Group”と名称を変更した。そして、”IS6 Technologies Ltd”を運営母体として活動している。
IS6FXの金融ライセンス
社名 | 金融ライセンス |
---|---|
IS6 Technologies Ltd | セントビンセント・グレナディーン諸島金融サービス庁(SVGFSA) – 26536 BC 2021 |
IS6FXを運営している”IS6 Technologies Ltd”は、セントビンセント・グレナディーン諸島(SVGFSA)の管轄となっている。
IS6FXは分割管理を採用
IS6FXの資金管理区分は分割管理だ。しかし公式ホームページには管理を担当する銀行名などの詳細は記載されていない。また、補償保険に関しての記載も一切ないため、保険には未加入であることが想定できる。
IS6FXの口座開設と入出金の手順
- 新規会員登録をする
- 各種認証を行う
- 本人確認書類を提出する
- 証拠金の入金をする
- 取引を始める
IS6FXの新規口座開設の方法
手順1.新規会員登録をする
IS6FXのホームページから口座開設を行う。画面の表示に従い、下記順番にてフォームに必要事項の入力をする。
- メールアドレス
- 名前
- 口座タイプ
- 通貨
- パスワード
手順2.各種認証を行う
登録したメールアドレスに確認メールが届く。メールに記載されたURLからメールアドレスの認証を行う。
その後、マイページからSMS認証を行う。
手順3.本人確認書類を提出する
最後に個人情報の入力と本人確認書類を提出する。
本人確認書類は、身分証明書、現住所証明書、セルフィ―画像の3つをアップロードする必要がある。
提出した書類は、約1営業日以内に審査が完了する。承認されるとメールにて通知される。
IS6FXの入出金の方法
IS6FXの入金方法は、「銀行送金(国内)」「デビット/クレジットカード(VISA・JCB・mastercard)」計4通りだ。他社では一般的なbitwalletや仮想通貨の入出金には対応していない。
どの入金方法でも、1回につき2万円以上の入金であれば入金手数料は無料だが、2万円未満の場合は一律1,500円の入金手数料が発生する。
入金方法 | 最低入金額 | 口座反映時間 | 入金手数料 |
---|---|---|---|
国内銀行送金 | 10,000円 | 入金確認後即時 | 20,000円未満:1,500円 |
20,000円以上:無料 | |||
VISA | 5,000円 | 即時 | 20,000円未満:1,500円 |
20,000円以上:無料 | |||
JCB | 5,000円 | 即時 | 20,000円未満:1,500円 |
20,000円以上:無料 | |||
mastercard | 5,000円 | 即時 | 20,000円未満:1,500円 |
20,000円以上:無料 |
IS6FXの出金方法は海外銀行送金の一択のみだ。
月1回まで出金は、出金金額にかかわらず無料である。ただし、月2回目以降の出金では出金額の2%(20万円以下は一律4500円)の出金手数料が発生する。また、入金後に一度も取引をせず出金した場合、4,500円の出金手数料が発生する。
入金方法 | 最低入金額 | 口座反映時間 | 入金手数料 |
---|---|---|---|
海外銀行送金 | 5,000円 | 3~5営業日 | 月1回まで無料 |
IS6FXのよくある質問
IS6FXの取引方式を教えて
IS6FXの公式ホームページには、取引方式に関する記載がない。サポート窓口に問い合わせた結果、NDD方式であると回答を得たが、FXPEDIA編集部ではDD方式の可能性が非常に高いと考えている。その理由を以下4点にまとめた。
- 豪華なボーナスプログラムを実施している
- 過度のスキャルピングを禁止している
- 手数料なしのスワップポイントを謳っている
- 10ロット以上の取引を行う際は事前連絡が必要
- レバレッジ6,000倍口座の仕様
このことから、IS6FXの取引方法はDD方式、もしくはNDD方式OTCであることが想定できる。
IS6FXの最大ロット数を教えて
IS6FXでは、マイクロ口座を除く全ての口座タイプで、1注文あたりの最大ロット数が30ロットだ。しかし、10ロット以上の取引を行う場合は事前にIS6FXに一報を入れる必要がある。1注文で10ロット以上の場合はもちろん、複数のポジションの合計が10ロット以上であっても、同様だ。
IS6FXが10ロット以上の取引を抑止しており、10ロット以上の大口の取引を目的としたトレーダー向けのブローカーではないことがわかる。
IS6FXのロスカットレベルを教えて
以前は口座タイプにかかわらず、ロスカットレベルは50%とやや高い水準であったが、現在はEX口座以外の口座タイプでは20%と海外FXの平均に改善された。
- FXPEDIAが定める評価ガイドラインに従い評価を行った。
- IS6FXのアンケート調査結果はこちら
- 最新の情報はIS6FX公式ホームぺージを参照。
- IS6FXの各種規約:利用規約|ガイドライン|アンチマネーロンダリングポリシー|個人情報保護方針
- 掲載内容に関する指摘・問い合わせはこちら
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