TitanFXは、ボーナスは一切ないが、その代わり最大レバレッジ500倍、狭いスプレッド、スキャルピングの制限なしという、業界最高水準の取引環境を誇っている。スキャルピングやデイトレードに絶好の環境が整っている。
最大レバレッジは500倍と業界水準としてはやや低い設定だが、レバレッジ規制がない。海外FXの多くはレバレッジ制限を設けているのが一般的だが、TitanFXは常に500倍の取引が可能である。
TitanFXのデメリットは、初回最低入金額が2万円(2回目以降は1円~)とやや高めに設定されていることだ。また、ボーナスプログラムを一切開催していない。
TitanFXは、取引スペックと資金の安全性に力を入れた、中上級者向けのブローカーと言える。取引コストを抑えることができることから、メイン口座として使うのに適したブローカーと評価する。
評価項目 | 評価 |
---|---|
安全性 | 4.0 |
スプレッド | 4.0 |
スワップポイント | 4.0 |
レバレッジ | 4.0 |
ボーナス | 0.0 |
取扱銘柄数 | 3.5 |
サポート | 5.0 |
総合評価 | 3.4 |
高い取引水準でレバレッジ規制なし
日本人スタッフによる日本語サポートあり
TitanFXの口コミ・評判

約定率の高さはTitanFXを利用する最大のメリットともいえる。スキャルピングをやる人間にとって、約定のズレが積み重なって利益を失う恐れがあるから、反応の速さは見逃せない。
これまではライセンスと呼べないようなものしか取得していなかったTitanFXですが、近年では信頼性向上のためにバヌアツやモーリシャスの金融ライセンスを取得しました。安全性が高くなっていると言えます。
他の海外FX業者と同様、TitanFXもマイナススワップがほとんど。中長期的なトレードには不向きと言える。しかし、マイナスの金額はそれほど高くはない印象。
TitanFXの入出金は、他の海外FX業者と比べても早い方だと思う。大抵は素早く入出金してもらえるものの、稀に入出金の反応が遅い時があるのは気になる。
スキャルパーにとって、約定スピードの速さは重要。TitanFXは独自のシステムを用いていることもあって約定率が高く、狙ったタイミングでの決済ができてストレスが少ない。
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高い取引水準でレバレッジ規制なし
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TitanFXのメリット

TitanFXの利用者を対象に「メリットだと思うところ」についてアンケート調査を実施した。多くの利用者がメリットに「スプレッドが狭い」「約定力が高い」「サポート対応が良い」「レバレッジ制限がない」と回答した。
TitanFXのスプレッドは、スプレッド比較でも上位に入る狭さを誇り、多くの利用者も実感していることが分かる。約定力の高さも、取引スペックに特化したTitanFXならではの結果と言える。また、有効証拠金残高等によるレバレッジ制限がないTitanFXは、大口トレーダーにとって魅力的で、高い需要が見込まれるブローカーである。
TitanFXのスプレッド・取引手数料
TitanFXのスプレッドは、他社海外FXブローカーのスプレッドより狭く設定されている。ストップレベルがないため、スキャルピングとの相性がとても良い。
スタンダード口座では取引手数料は発生しないが、ブレード口座では1ロットあたり3.5USDの取引手数料が発生する代わりにスタンダード口座より狭いスプレッドを提供している。
TitanFXのスワップポイント
TitanFXのスワップポイントは、マイナススワップが多い。ただし、海外FXブローカーのスワップポイントの多くがマイナススワップばかりであり、TitanFXだけが特別なわけではないことを考慮すると”並”といったところだ。
なお、現在は公式ホームページでスワップポイントが公表されていないため、MT4・MT5から確認するしかない。
また、基本的には日本時間の木曜日6:00(冬時間では7:00)をまたいで持ち越したポジションに対し3日分のスワップが付与される。しかし、エネルギー・株価指数CFD・仮想通貨CFDに関しては、月曜日の市場オープン時間まで持ち越したポジションに対しスワップが3倍となるので注意が必要だ。
また、仮想通貨CFDのスワップはクローズ価格を元に算出され、ロングポジションの場合-25%、ショートポジションの場合-15%のマイナススワップが日本時間6:01(冬時間では7:01)に付与される。
TitanFXのレバレッジ
商品 | 最大レバレッジ |
---|---|
FX通貨ペア | 500倍 |
貴金属 | 500倍 |
エネルギー | 500倍 |
株式指数CFD | 500倍 |
米国株式 | 20倍 |
仮想通貨CFD | 20倍 |
TitanFXでは証拠金がいかなる場合でも仮想通貨CFD、株式CFDを除き、最大レバレッジは500倍である。なお、口座レバレッジの変更(引き下げ)は可能だ。
通常、海外FXブローカーは、有効証拠金残高もしくは証拠金残高によって最大レバレッジを制限する。しかし、TitanFXは残高によるレバレッジ制限を設けていないため、残高に関係なく最大500倍のレバレッジでトレードすることが可能である。レバレッジ制限を避けるために出金手続きをしたり、別口座に資金を移動したりする必要はない。
しかし、貴金属、エネルギー、および株価指数CFDを金曜日のクローズ約30分前~月曜日のオープン後、約15分の間に新規のポジションを保有した場合、最大レバレッジは100倍となる。仮想通貨CFDも同様に、金曜日のクローズ約1時間前~月曜日のオープン後、約15分のの間に新規ポジションを保有した場合、最大レバレッジは5倍となる。
TitanFXの取扱銘柄の種類
銘柄 | 種類 |
---|---|
外国為替 | 59通貨ペア |
貴金属 | 11銘柄 |
エネルギー | 3銘柄 |
コモディティ | なし |
個別株 | 100銘柄 |
インデックス | 21銘柄 |
ETF | なし |
仮想通貨 | 34銘柄 |
TitanFXで取り扱っている株式CFDは全てアメリカ株であり、MT5でのみ取引可能だ。それ以外に口座タイプや取引プラットフォームによる取引可能商品に違いはない。
また積極的に新規銘柄を導入しており、今後も多くの仮想通貨が増えるだろう。仮想通貨は為替とは異なり、土日・祝日といった概念がないため、24時間365日、価格が変動する。しかし、TitanFXの仮想通貨CFDは日本時間で金曜日5:55にクローズされ月曜日の6:01からオープンする。いわゆるFXと同様の時間帯しか取引ができないため、注意が必要だ。
今までは、XTIUSD(WTI原油)とXBRUSD(ブレント原油)はポジション決済のみとなっていたが、2022年12月19日より新規ポジションの保有も可能となった。その一方、USOUSD(WTI原油インデックス)とUKOUSD(ブレント原油)はポジション決済のみとなり、決済が終了後はプラットフォームから削除される仕様となった。
TitanFXのカスタマーサポート
対応方法 | 日本語対応時間 | スピード |
---|---|---|
ライブチャット | 平日 24時間 | 即時 |
メール | 平日 15:00 ~ 23:00 | 1営業日以内 |
電話 | 平日 15:00 ~ 23:00 | 時間指定 |
海外FXブローカーでは、日本語対応が不十分がゆえに上手くコミュニケーションが取れない事例があるが、TitanFXは日本人が対応してくれるためそういった心配はない。
サポートの対応は非常に丁寧であり、かゆい所に手が届く日本人らしい対応は非常に好印象だ。前述したとおり、Pepperstoneが日本を撤退したことがきっかけでTitanFXが誕生したため、日本語サポートは万全である。
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TitanFXのデメリット

TitanFXの利用者を対象に「デメリットだと思うところ」についてアンケート調査を実施した。デメリットに「ボーナスがない」「信託保全がない」と回答をした。
TitanFXはボーナスプログラムを一切実施していない。狭いスプレッドを取るか、ボーナスプログラムを取るか、トレーダーの好みが分かれるところだ。
TitanFXにはボーナスがない
TitanFXでは、口座開設ボーナス、入金ボーナスといったボーナスプログラムの一切を実施していない。ボーナスプログラムを実施していない理由として、「ボーナスを配布するよりも狭いスプレッドやより良い取引環境を提供することに力を入れている」との回答を頂いた。
ボーナスに積極的なブローカーは「海外FXボーナスランキング」を参照してほしい。
高い取引水準でレバレッジ規制なし
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TitanFXの安全性・信頼性
運営会社 | Titan FX Limited |
所在地 | 1st Floor, Govant Building, Kumul Highway,Port Vila, Vanuatu |
設立年 | 2014年 |
公式ホームページ | https://jp.titanfx.com/ |
Titan FXは、2014年に、CFD(差金決済取引)の取引決済を提供するために設立されました。
引用元:TitanFX
本社をバヌアツ共和国に、支店をアメリカ・オーストラリア・インド・ロンドンに構えて活動している。
TitanFXの金融ライセンス
TitanFXグループの金融ライセンスは2つ取得している。日本在住者はTitanFXの運営会社である”Titan FX Limited”に管理され、”Titan FX Limited”はバヌアツ金融サービス委員会(VFSC)により規制されている。
社名 | 金融ライセンス |
---|---|
Titan FX Limited | バヌアツ金融サービス委員会(VFSC) – 40313 |
Titan Markets | モーリシャス金融サービス委員会(FSC) – GB20026097 |
TitanFXは、オーストラリアを拠点とするブローカーであるPepperstoneが2014年に日本から撤退した後、Pepperstoneから独立する形で、隣国のニュージーランドにて設立された。設立時から、ニュージーランドのFSP(Financial Service Provider Register)の規制の下、運営していた。
しかし、2017年にFSPが規制強化を行い、多くのブローカーが登録解除された。TitanFXもそのうちの一社である。このためしばらくの間、金融ライセンスのない状態で運営を続けていたが、2018年にバヌアツに拠点を移してから現在まで、バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)の規制の下、運営している。
さらに2021年10月25日、TitanFXグループはFSCの規制の下”Titan Markets”を設立し、アフリカ・アジア向けに新たに業務拡大を行うことを発表した。
TitanFXは分割管理を実施
お客様の資金は、Titan FXの経営資金とは完全に独立した別の口座にて、全額保管されています。Titan FXでは、「完全分別管理」ポリシーを採用しており、お客様からお預かりした資金は、常に顧客信託口座に現金で保管されています。
引用元:TitanFX
TitanFXでは、分割管理による資金管理方法を採用していることが分かる。しかしどの銀行に預けているかなどの詳細は公表していない。
TitanFXの補償保険
TitanFXは、2021年より金融サービス業における外国為替市場に関する紛争問題解決に取り組む国際機関であるThe Financial Commission(金融委員会)に加盟している。
これにより、TitanFXに対する苦情をThe Financial Commissionに申請してブローカーに過失があると認められた場合、トレーダーに上限2万ユーロ(約260万円)が補償される。
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TitanFXの口座開設と入出金の手順
TitanFXの新規口座開設の方法

手順1.新規会員登録をする
TitanFXのホームページから口座開設を行う。画面の表示に従い、下記順番にてフォームに必要事項の入力をする。
- ユーザー登録
- 取引口座を選択
- お客様情報の入力

手順2.SMS/メールアドレスを認証する
次に、電話番号でSMS認証を行う。
SMSを受信する環境がない・受信できない場合は、メールアドレス(eメール)で認証を行うこともできる。

手順3.本人確認書類を提出する
最後に詳細情報の登録と本人確認書類の提出を行う。詳細情報は下記の項目を入力する。
- セキュリティ情報
- 雇用形態
- 投資計画を入力する
その後、身分証明書、住所確認書類の提出を行う。提出した書類の審査が完了するとメールが届く。
TitanFXの入出金の方法
TitanFXの入金方法は、「銀行送金(国内)」「クレジットカード/デビットカード」「オンラインウォレット(bitwallet・STICPAY)」「仮想通貨(19種)」から選択できる。
どの方法を使用しても入金手数料は無料だ。クレジットカード/デビットカードによる入金では、カード利用手数料が発生する場合がある。しかし、カスタマーサポートに問い合わせるとTitanFXにより手数料分が補填される。
入金方法 | 最低入金額 | 口座反映時間 | 入金手数料 |
---|---|---|---|
国内銀行送金 | 100,000円 | 1時間〜24時間 (1営業日以内) | 無料 |
デビット/ クレジットカード※1 | 1円 | 即時 | 無料※3 |
bitwallet | 110円 | 即時 | 無料 |
STICPAY | 3,000円 | 即時 | 無料 |
仮想通貨※2 | €53 | 即時 | 無料 |
TitanFXの出金方法は、「銀行送金(国内)」「クレジットカード/デビットカード」「オンラインウォレット(bitwalet・STICPAY)」「仮想通貨(19種類)」から選択できる。入金時同様、どの方法を使用しても出金手数料は無料だ。
ただし、クレジットカード/デビットカード送金は、直近3ヶ月以内に同方法(同カード)からの入金履歴がある場合のみ利用可能となる。
出金方法 | 最低出金額 | 口座反映時間 | 出金手数料 |
---|---|---|---|
国内銀行送金 | 10,000円 | 2~3営業日 | 無料 |
デビット/ クレジットカード | 1円 | 1営業日~2ヶ月 | 無料 |
bitwallet | 1円 | 即時 | 無料 |
STICPAY | 200円 | 即時 | 無料 |
仮想通貨※2 | 9,000円 | 即時 | 無料 |
- American Expressの最低入金額は0.1USD、JCBの最低入金額は1USDとなる。
- BTC・LTC・BCH・BAT・CVC・BNT・MITH・LINK・MTL・FUN・ENJ・OMG・REP・ETH・USDT・AION・KNC・ZIL・XRPが該当する。
- 初回入金時のみ2万円以上の入金が必要。
高い取引水準でレバレッジ規制なし
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TitanFXのよくある質問
TitanFXの取引方式を教えて
TitanFXでは、NDD(Non-Dealing Desk)方式の取引方式を採用している。スタンダード口座はSTP、ブレード口座はECNを、株式CFDはDMA(ダイレクト・マーケット・アクセス)方式を採用している。
TitanFXのロスカットレベルを教えて
TitanFXのロスカットレベルは20%であり、海外FXブローカーとしては標準的な設定だ。証拠金の残高が口座の必要証拠金の20%以下になると、ロスカットが発生し、全てのオープンポジションが自動的に決済される。
TitanFXにゼロカットシステムはあるか
TitanFXはゼロカットを採用しているため、基本的には追証が発生することはないが、株式CFD・仮想通貨CFDの場合「原則適用」としている。「適用可否につきましてはトレードオペレーション部による精査の上で適用」としているため、追証が発生する可能性がゼロではないことが推測できる。
TitanFXのストップレベルを教えて
TitanFXでは口座タイプに関係なく、ストップレベルが設定されていない。つまり、現在の市場価格からどこにでも指値・逆指値を入れることができ、スキャルピングには最適な条件が整っている。
TitanFXの最大ロット数・ポジション数を教えて
TitanFXでは1注文あたりの最大ロット数は100ロット、1口座あたりの最大ポジション数は200ポジションである。つまり、1口座につき2万ロット、最大口座開設数は15口座であるため、実質30万ロットまで保有することが可能となる。
TitanFXの最大口座数を教えて
最大口座数は基本的に15口座まである。16口座目以上開設したい場合はTitanFXに問い合わせを行う。担当部署にて追加開設が可能か判断が行われ、基準に達していれば追加で口座を開設できる。
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- FXPEDIAが定める評価ガイドラインに従い評価を行った。
- TitanFXのアンケート調査結果はこちら
- 最新情報はTitanFX公式ホームぺージを参照
- TitanFXの各種規約:取引条件|金融サービスガイド|商品開示説明書|苦情処理と手続き|個人情報保護方針|コンプライアンス
- 特集ページ:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.7
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